聖書 イザヤ書43章3~4節
    ヨハネの黙示録3章7~13節
説教題 「祝福を約束された教会」
「わたしはあなたの行いを知っている。見よ、わたしはあなたの前に門を開いておいた。だれもこれを閉めることはできない。あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった。」(8)
  キリストは天にある宮殿の鍵を持っておられます。そのキリストが教会に対して「あなたの前に門を開いておいた」と語っておられます。キリストは私たちに、天を開いておいた、とおっしゃるわけです。しかも、教会に対してすでに開かれた門を「誰も閉めることはできない」とおっしゃいます。キリストだけが天の鍵を持っておられるからです。地上の教会はすでに大きな恵みをいただいたわけです。
  キリストが「門を開いておいた」とお語りになった理由は、「わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった」からでした。すなわち信仰を守ったわけです。キリストを信頼するだけでなく、キリストの名を賛美しつつ生きてきました。私はキリスト者だ、と公にしました。そのことによって不利益を被ることもあったかもしれません。「力が弱かった」と言われる私たちですけど、キリストが私たちを励まし、奮い立たせてくださいましたので私たちは信仰を守れました。天の門が私たちに開かれたのはキリストの助けによります。
週報10月13日