聖書 詩編23編1~4節
ルカによる福音書15章1~7節
説教題 「あなたを捜しに」
「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。」(4)
主イエスにとっては、どの一人も大切な一人です。たった一人といえども、ご自分のもとから失われた人を心配なさいます。いるべきところにいない、迷っている人を捜し回ります。見つけて、「あなたを捜しに来た」と、声をおかけになります。群れに連れ帰ります。そして、連れ帰ってきたときには、主イエスは大喜びなさいます。主イエスはそういうお方です。
迷える罪人を、主イエスは必ず捜して、見つけてくださいます。迷っているのに気づいていなかったとしても、主イエスは捜しに来られます。私たちが捜してくださいと願うより前に、主イエスは失われていた私たちを、捜し求めてくださいます。ですから、私たちは何もしなくても、主イエスによって助けられます。主イエスと一緒に帰ればいい。私たちがいるべきは、主イエスのもとです。言い換えれば、主イエスがご自分の群れとして養ってくださる教会です。主イエスは私たちを正しい道に導かれますから、群れに帰って、主イエスと一緒に進むとき、私たちは正しい道を行くことになります。