聖書 ホセア書6章4~6節
    コロサイの信徒への手紙1章9~14節
説教題 「御子の支配のもと」
「わたしたちは、この御子によって、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。」(14)
  「贖い」という言葉は、奴隷や捕虜など囚われていた人を代価を払って買い戻すという意味で使われていました。悲惨な状態にあった人が買い戻されて、代価を払った人のものになります。御子キリストは私たちのために代価を払い、私たちを連れ戻してご自分のものになさいました。こうして御父は私たちが天の「相続分」(12)を受けられるようになさいました。御父は私たちを「御子の支配下に移してくださった」(13)のです。
  「移す」というのはイスラエルの出エジプトの出来事を思い起こさせます。御父はイスラエルの民をエジプトの王ファラオの支配からご自分の支配下に移されました。同時に彼らが住むべき場所をカナンに移されました。
  御子の十字架での犠牲は私たちの支配を移し、住む場所を天に移すための代価だったのです。御子によって贖われた人たちは「御子の支配下」に移されたというわけです。そのことを「御父に感謝するように」(12)と言われています。私たちは御子の贖いにより御子の支配のもとにあり、天の約束を与えられたわけですので、御父への感謝の思いをますます深くされます。
週報3月23日