聖書 出エジプト記29章44~46節
ヨハネによる福音書14章15~24節
説教題 「イエスを愛する人への約束」
「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。」(16)
主イエスはご自分を信じる人たちを愛しておられますから、ご自分が天に行ったあとを考えてくださいました。そこで父に「別の弁護者を遣わしてください」と願われました。「弁護者」は以前の翻訳で「助け主」となっていました。これまでは主イエスが助け主でしたが、これからはご自分の代わりとなる別の助け主が必要でしたので、父に頼んでくださったわけです。この助け主は「真理の霊」(17)、すなわち聖霊です。そして主イエスは聖霊が遣わされたとき、聖霊が「永遠にあなたがたと一緒にいるようにする」と約束なさいました。
ですから私たちの助けとなってくださる聖霊は、永遠に一緒にいてくださいます。復活なさった主イエスを私たちに見させ、主イエスを愛するようにさせただけでなく、私たちに主イエスを「思い起こさせ」(26)、私たちの信仰を続けさせるよう助けてくださいます。こうして「あなたがたも生きることになる」(19)と言われた主イエスの約束、すなわち永遠の命が実現されます。主イエスを愛する人は聖霊の助けによって大きな恵みを約束されています。