聖書 ゼカリヤ書14章7~9節
    マタイによる福音書24章36~44節
説教題 「目覚めていなさい」
「だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。」(42)
  主イエスはご自分が再び来る日について、「その日、その時は、だれも知らない」(36)と語っておられます。その日が来ると、生きている人も死んだ人も主イエスによって天の国に集められます。天の国は完成し、この世は終わります。主イエスの呼びかけに応えて主イエスに従い始めた私たちが、最後の最後で見捨てられるはずがありません。
  「だから、目を覚ましていなさい」と主イエスはお命じになるのです。主イエスが天の国に連れて行ってくださるから、誰もが心を覚ましなさい、と言われます。主イエスは私たちの目について言われるのではなくて、私たちの心、思いのことを語っておられます。
  私たちとしましては、主イエスが再び来られることを心に留めておきます。主イエスを信頼して待ちます。ぼんやりと待つのではなく、祈り、働きます。主イエスを絶えず思いながら、信仰的に望ましいあり方を求めます。ひとことで言えば、主イエスの弟子であることです。弟子であることから外れないよう、私たちは絶えず主イエスによって心を覚まさせられます。
週報8月11日