聖書 哀歌3章25~27節
    ルカによる福音書8章40~56節
説教題 「信仰による救い」
「イエスは、これを聞いて会堂長に言われた。『恐れることはない。ただ信じなさい。そうすれば、娘は救われる。』」(50)
  娘の病状が深刻だと分かったとき、ヤイロはかつて自分が見た、主イエスの癒しの業を思い出したのだと思います。主イエスの力をもってして、何としても娘を死なないようにしてほしかったのです。ところがヤイロの家から人が来て、娘の死を告げました。
  すると主イエスは「ただ信じなさい。そうすれば、娘は救われる」と告げられました。娘を死から救う、と主イエスは約束されました。だから私を信じていなさい。そうすれば娘が救われるところを見ることができる。主イエスが「信じなさい」と言われるのは、信頼して待て、という意味もあります。諦めるのは早いのです。家に着いた主イエスは部屋に行き、娘の手を取って「起きなさい」と命じられました。すると娘は起き上がりました。病気で死んだ娘が復活して、病気も癒されました。
  主イエスは私たちの望みを、失望に変えるお方ではありません。主イエスは病気を癒して、死んだ者も復活させます。ですから私たちは主イエスを頼りにします。主イエスが救ってくださる、と信じます。私たちが主イエスから求められているのは信仰だけです。