聖書 ハバクク書2章2~4節
ヘブライ人への手紙11章1~7節
説教題 「信仰によって生きる」
「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。」(1)
「望んでいる事柄」は私たち人間が関心を寄せている究極的な事柄を指しています。死んだらどうなるのか、ということです。天におられる神のもとに行きたいわけですが、主イエスによって天の聖所に入れるという望みを与えられました(10:19)。私たちには将来の事柄ですが、私たちは信仰によって望みの「確信」を手にしました。信仰が私たちの望みの保証をしてくれるわけです。信仰があれば何とかなる、ということです。
続きの一節後半では、ここまでのことを踏まえて、「信仰とは見えない事実を確認すること」と語っています。私たちの望みである天の聖所を「見えない事実」と言い換えています。見えない天の聖所を見て確かめたい私たちですが、信仰が確認してくれる、と聖書は語ります。信仰があるだけで見たのと同じです。私たちは実際には何も見てないわけですが、自分たちの信仰が見えないものを証明してくれます。信仰そのものが、大丈夫だ、と言ってくれます。信仰によって私たちは見るわけです。ですから主イエスを信じていれば間違いなし。信仰によって生きる私たちには、それがいつ実現するかという時間の問題だけです。