聖書 イザヤ書35章8~10節
ヨハネによる福音書14章1~11節
説教題 「救いの道」
「イエスは言われた。『わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。』」(6)
「天には住む所がたくさんある」(2)と主イエスは語っておられます。そこは「あなた方のための場所」(2)と言われます。死んだあとの私たちの居場所は天にあります。ところが弟子の一人であるトマスは、「私たちには分かりませんし、どうやってその道を知ることができるでしょうか」(5)と申しました。
そこで主イエスは言われます。「私は道であり、真理であり、命である」。どうやって主イエスが言われた道を知ることができるでしょうか、という問いに対して、主イエスは「私がその道なのだ」と言われます。私たちは主イエスに従うだけで、何もしなくて良いのです。「真理と命」は主イエスにあります。主イエスが天に行くための「道」です。天の父のもとにある永遠の命に至る道、すなわち救いの道はただ一つです。主イエスがただ一つの救いの道です。これが聖書の説く「真理」です。主イエスに「命」があり、「道」は主イエスだけである。主イエスを信じ、主イエスに依り頼むときに救いの道が開けます。間違いありません。天に至る王道であります。