聖書 イザヤ書53章6~9節
ヨハネによる福音書1章35~42節
説教題 「神の小羊に従う」
「そして、歩いておられるイエスを見つめて、『見よ、神の小羊だ』と言った。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。」(36~37)
ヨハネが主イエスを見て、「世の罪を取り除く神の小羊」(29)と言った翌日に、ヨハネは二人の弟子と一緒にいました。すると再び、歩いておられる主イエスを見かけて、「見よ、神の小羊だ」と言いました。主イエスがどういうお方かを知らせた上で、主イエスに従っていくようにさせます。
二人の弟子はヨハネが「神の小羊だ」と言ったのを聞きました。ヨハネから神の小羊と聞かされたことで、彼らは従って行きました。ヨハネからは何の説明も受けていませんので、まだぼんやりとでしたが、彼らは神の小羊と言われただけで、主イエスを信じてみようと思い立ちました。彼らは主イエスに従い始めました。主イエスについて何もかも分かっていたわけではありません。むしろ知らないことのほうが多かったはずです。従ううちに分かることもあります。最後まで分からないこともあります。大切なのは、主イエスがどういうお方か、大事なことについては知っているということです。主イエスは神の小羊となって、私たちの罪を取り除くためにご自身の命を十字架で犠牲になさったのです。